【健康】東洋医学・薬膳の観点から健康意識を高めているのに体調が優れない理由を徹底解説

こんにちは、綾香です。

初めましての方もいらっしゃると思うので、まずは私の簡単な自己紹介からお伝えさせていただきます。

1994年生まれ、東京生まれ東京育ちのシティガール(?)です。

10代の頃より、15年ほどでしょうか。原因不明の心身の不調に悩んでおりました。

例えば、朝起きれない・ダルい・眼精疲労・頭痛・生理痛etc…

中学受験をしたこともあり、片道1時間ほどかけて満員電車の通学。それに加えて学校生活全般、進路への否定が重なりストレスは極限状態でした。

部活動に関しては、バトントワリングという表舞台で演技する、スポットライトのあたるスポーツをしていました。わかりやすく言うと、フィギュアスケートのように華が必要な競技で、少なからず見た目が関わるものでした。なぜか、先輩も同級生も後輩も美人な人が多くて。ダイエットしなきゃ…とは思っていたものの、間違った知識により今より10kg以上太っていました。当時の写真を見ると、我ながら誰やねんってレベルに別人です。「これ本当に綾香さん?」と聞かれるレベルです。最終的には下剤にも手を出すなど散々な結果でした。今思えば、非嘔吐過食だったと思います。

諸々の要因が重なり、高校生の頃には、遅刻魔・リストカット・不登校・退学・大学受験失敗…と、完全に闇堕ちの人生になります。

一時期はありとあらゆる精神科に通って向精神薬や睡眠剤にも手を出しましたが、まったく改善しませんでした。それどころかむしろ悪化の一途を辿りましたね。

少し良くなったときに医療機関で働いてみたり、もっとお金欲しいなーなんて短絡的な理由から夜職で働いてみたり、仕事と両立しながら塾に通ってまた大学受験に挑戦してみたり…自分なりに人生が良くなるように動いてきたつもりですが、体力が人よりないのか、集中力がないのか、記憶力がないのか、なんか、全然うまくいかなくて。ずっとずっと空回りしていました。とにかく、常に体調が悪かった。苦笑

その後もつい最近まで、ずっとずっと不定愁訴と付き合い続けていました。

思いつく健康法はすべて試したつもりなのに、やれることは全部やったつもりなのに、ストイックになればなるほど体調不良になっていって…

ちょうど2年前の秋、ついに布団から起き上がれなくなりました。

「これは救急車を呼ばないといけないやつなのか?」

でも、どこか痛いわけでもないしなぁ…

何か良い方法がないだろうかと、半分意識朦朧としながら見つけたのが、東京・蒲田にある『漢方・栄養相談 八鈴堂』さんです。

ここなら距離的にもなんとか這っていけるだろうと、大手の漢方専門店にも行ったことはあるけれど、直感を頼りに思い切って門を叩きました。

結論から言うと、もう、ここ以上に心身の不調に向き合ってくれる場所はないです。私が店主の鈴木さん宛てに書いた手紙がこちら↓

(卒業しようと思ったのですがご厚意により未だ通わせていただいております)

そして私の紹介から行ってくれた友人も、そして発信を見てくれた方も、皆口を揃えて相談して良かったと言います。こんなことあるんだーみたいな。

で、今回はこちらに通いながら、失敗も繰り返しながら、私なりに編み出したことがお伝えできればなと。健康法というか、そもそもの考え方から何からすべて、今後の人生に役立つのではないかと思うので、ぜひ最後まで読んでいってください。

まず、今回のタイトルを【東洋医学・薬膳の観点から健康意識を高めているのに体調が優れない理由を徹底解説】にしたのも理由があって、それは、健康意識・美意識の高い女性ほど、東洋医学や薬膳的なものにハマりやすく、負のループに陥っているのではないか?と考えたからです(実際私がそうでした)。

単刀直入に言うと、東洋医学が善で、西洋医学が悪、みたいに考えていませんか?実はこれ、かなり偏った発想なんですよ。

どういうことかというと、東洋思想というのはそもそも、何かを悪者にする考え方ではないからです。というのか、善悪というのはあくまでも個人の主観にすぎません。例えば、私のことが好きな人もいれば、嫌いな人もいる。「それってあなたの感想ですよね?」というやつです。笑

しかし好きと言ってもらえる限りは、少なからず需要があるということだと思うので、こうして発信をしていられるわけです。好きと言ってくれる人がいなくなってしまったら、それはそれで考えものなのですが。笑

そうですね、いったん、誰しも一度は見たことであるだろう陰陽太極図を見てもらいましょう。

この図から読み取っていただきたいのは、白の中に黒、黒の中に白が存在しているよねということです。なんというか、白黒はっきりしているようでしていない、いわば曖昧なものなのです。境界線もうねっているし。

例えば、この世に存在するものを対義語的に二分割してみることにしましょう。

左脳     右脳

男      女

太陽     月

陽      陰

躁      鬱

光      影

白      黒

論理     感情

演繹     帰納

具体     抽象

昼      夜

外      内

みたいな。考えてみていただきたいのが、これって別にどちらが良い悪いってなくないですか?

間違いなくどちらも必要な要素で、どちらかだけだと世の中は成り立たないはずです。男だけの社会ってあり得ないし、女だけの社会もあり得ない。もしそうだとしたら、地球は滅亡します。笑

これは、東洋医学・西洋医学の関係性にも言えることなのです。

東洋医学的な考えだけでは、西洋医学的な考え(例えば、栄養学や解剖学)が抜け落ちてしまって成り立たない。

というよりむしろ、健康のためにはまず栄養学的な考え方が先決です。健康の土台は普段の食事です、なんてことはきっと、ここを読んでくださっている方にはわかっていただけるかと。

わかりやすく言うと、お菓子しか食べないで調子悪い、薬飲んでる、って、いかにも不健康ですよね。笑

それじゃーあかんでしょってことで、普段の食事に気をつけましょうね、というのがベースです。

基礎をやっても厳しければ漢方薬、それでもキツかったら西洋薬、みたいな段階ってやっぱりあると思うんですよね。

食事→漢方薬→西洋薬(西洋的処置)

右に行けば行くほど、不調から解放される時間が短縮されます。

手っ取り早く治る、ということは身体にも負担はかかっている、とも言えます。

ですが、現実的に考えて必要なときもあるわけで。

例えば大怪我したら、外科的処置をするはずです。

こんな感じで、何かが悪になってしまうとこの世はうまくいかない。事実私も気に食わんものはあるけど、それがない限り私は輝けないのかもしれないし笑、それはなんというか価値観の違いで、いわば宗教戦争のようなものです。こういう対立は地球が存在する限りきっと、なくならない。私含めて皆、自分が正しいと思って生きているから。笑

だからこそ、自分の信じたものを信じてみて良いんじゃないでしょうか。裏切られたらそれはそれで自己責任というか、反省して、自分の成長に活かすしかないですね。個人的には、人を騙すようなことはしたくないですが。

…と、自語りが過ぎましたので、そろそろまとめに入ろうかと思います。

これまでお伝えしたように、日頃からの思考法として、どちらかに偏った考えをするのではなく、いわゆる「中庸」=「偏りがなく中立的である」こういった考え方を大事にして欲しいのです。

白黒思考に陥ってしまうと、何にもうまくいかなくなってしまう。

日本人は、どうも職人気質なので、白黒ハッキリみたいになりがちなのですが、それが鬱や完璧主義の引き金になってしまうわけです。

もう私がずっとずっとずーーーーーーっとこんな感じでメンタル終わってました。笑

そうじゃなくて、グレーで、曖昧で、良いんじゃないでしょうか?

男だけど女っぽい部分もあると、ヒトとしてなんかオモロいし、

逆も然り。

男女の関係も、曖昧くらいが、色気があって良いんじゃないかなーなんて個人的には思っちゃう。笑

お互いちょっとくらい知らないことがあっても、私はいいと思ってしまう派です。だって、完全に知ってしまったら、面白みに欠けるじゃないですか。

ちょっとミステリアスな部分があった方が、なんかこう、相手をもっと追求したくなるというか。笑

完全に知ろうとするから衝突する、だから、干渉し合わない方がうまくいくんじゃないでしょうか?

結婚35年目の母も、夫婦長続きの秘訣を「干渉し合わないことじゃない?」と申しておりました。なるほど。

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