いかにも胡散臭いタイトルをつけてしまいましたが、これ、できるんですよね。うん。
ネイルしながら、爪の形を整えることが。
とやかくいう前に、私のビフォーアフターをば。
before
after
どーでしょ。
(分かりづらかったら、すみません)
正直、元の爪の形がものすごく悪いわけではないので劇的ビフォーアフターではないかもしれませんが、実際、爪の面積が増えて縦長の爪に変わったんですよね。私以外にも、体感されている方がいらっしゃいます。
これは、「フィルイン」という技法によるものです。
フィルインとはなんなのか?というと、
簡単に言うと、自爪を削ることなくネイルできて、なんなら継続することによって爪の形が整ってしまうという、女性には画期的すぎる技術です。
男性はいまいちピンとこないと思うのですが、一般的に、ネイルって繰り返ししていると爪が薄くなってしまうんですね。新しいものに付け替える過程で、機械やヤスリで自爪を削るために、大きな負担がかかります。私も昔は、爪は痛いしペラペラになるわで残念な思いをしていました。せっかく可愛くしたのになーって。
でも、「きっと良いものが、なんかあるやろ」と思って(基本的にこういうマインドで物事を調べてる)
鬼調べしたんですよね。当時は今ほどSNSが普及しているわけではなかったので、まあまあ時間がかかりました。
そしたら、自爪を削らない「フィルイン」なるものがあることを知って。
おおお、これはアタラシイ。
「なんかあるやろ」が「これやろ」という確信に変わり、某サロンに通うことになります。
それが、現在も通っている、東京・北赤羽のLinksさんです。都心からは離れますけど、それでも私にとっては行く価値があります。
途中私の個人的な理由でお休みした時期もありましたが、かれこれ6年目に突入したかな。
ブログを拝見して、すぐに「行ってみたい!」と思いました。
技術向上に努められていることと、人柄が、文面から溢れ出ていたので。
新規受付停止中とのことでしたが、キャンセル待ちしてでも行きたかったので、すぐに連絡して半年くらい?待ちました。
初めて行ったときの感動は忘れられません。
というのも、当時はなんというか、人間不信に陥るなどしてすっかり自己閉鎖的になってしまっていたんですよね。
裏で悪いことをしていても結局は媚びを売る人間が得をしていたり
人の気持ちに寄り添えない人があまりにも多かったり
想像力を欠いて物事の背景を考えられなかったり
これから努力しようとする人をバカにしたり
困っている人がいるのに手を貸さなかったり
ああ、世の中って思ってたのと違う。人間ってなんなんだろ、みたいな。苦笑
私はこのようなことに対し、小学生の頃からずっと疑問を抱いてきました。
もちろん、自分が完璧だなんて言うつもりは微塵もないのですが。
それでもやっぱり、自分の可能性を否定されたときは本当に苦しかったなと。
今では、そういう環境を選んでいた自分にも責任があるとは思います。逃げれば良かったのに。
逃げないでいたら、いつの間にか自分で自分を否定するようになってしまっていたんですよね。
「どーせ無理でしょ」って。
そういう経験から私はいつの間にか自分を押し殺して、自分の思いを伝えることができなくなってしまいました。
でも、ネイルサロンなんかに行ったら、ある程度は会話する必要性が出てくるわけで。
そこで自分のことを少しずつ話していくうちに、「あ、この人なら自分のこと語っても大丈夫だ」という安心感が自分の中にふつふつとと湧いてきたんですよね。信じられる大人がいなかったけど、やっとここで自語りができるようになったというか。私は過去精神科に通院することもありましたけど、この場でやっと初めて心を開けたような気がします。
そして歴も長いので散々いろんな話を伺いましたが、数々の武勇伝?がホント面白いです。笑
やっぱり人生経験豊富な方には敵わないよなーって思います。
もちろん、ただ破天荒なだけではなく、義理堅く、良い意味で人間臭い方です。
私が銀座で誕生日会を開いたときにも、日本酒を贈呈してくださいました(ありがとうございます)。
何よりも、いろんなことに挑戦して常に自己研鑽されている姿が刺さるんですよね。
歳を重ねてもこうやって生きていきたいなと思わせてくれる方です。
たかが美容じゃん、ネイルじゃん、っていう人もいるかもしれませんが、
自分を着飾ることにこだわってきて良かったな、と思える出逢いだったので、
なんか極めようとすると、いいこともあるもんだなって思います。
表面的な会話で、施術して、ハイ終わり。
ではなくて、深いコミュニケーションの取れる、こういう美容サロンが増えると良いなぁ。と、個人的には思うんですけどね。
話す=アウトプットって大事だと思うから。
今も新規予約は取れるかわからないですけど、気になる方はぜひ連絡してみてください。
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