【人間関係】群れて苦しむくらいなら孤立が至高〜少数派(ゲテモノ)としての思考法〜

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そーいえば、『人間関係』ってカフェが渋谷にあったな。調べてみたら、どうやら今も続いているらしい。乾物屋から始まって100年、経営理念に"恕(じょ)"という言葉を掲げているとは知らなかった。

恕というのは孔子の『論語』にも出てくる言葉で、"人の身の上や心情についての察し。同情すること。また、その気持。思いやり。"

と辞書に書いてある。

要は、相手の気持ちになって行動しましょうねということ。

当たり前といえば当たり前、だけど、相手の気持ちになって行動するというのは、かなり奥の深いことだと思う。

例えば、多くの場合、男は女の気持ちがわからないし、女は男の気持ちがわからない。といったように、人間=人の間に、ズレというものは常に存在している。

とても冷めた考え方のように聞こえるかもしれませんが、現実として、基本的に他人の気持ちなんてどれだけ思慮しても完全には理解できないし、理解されないものだと私は思っています。腹の底をわかってあげたいという気持ちはあっても、機微まではわからない。それがたとえ血の繋がった家族だとしても。他人は他人。

どんなコミュニティに属していてもハズレモノだった私なので、今更誰かに理解されなくて悲しいとか寂しいとか、もうほとんど思わなくなりました。その感情を超越すると不思議なことに「私は唯一無二なんだな」という嬉しささえ込み上げる変態的境地にまで至る。

三島由紀夫の小説『金閣寺』に"人に理解されないことだけが唯一の矜(ほこ)りになっていた"という一節がありますが実にわかりみが深い。

こんな私の一部でも理解してくれる人がいたならば、それすなわち奇跡。というスタンスなので、気の合う人がいれば「あ、もしかしてあなたも少数派(ゲテモノ)?よろしくね」といった具合だ。

特に学生時代は「誰も自分を理解してくれない」などとメンヘラこじらせた時期もあったけれど、どうやら私の方が風変わりらしかった。私にとっての普通は、世間一般の普通じゃないみたい。これに関しては、今もあまり理解が及ばない。

それでも大人になって徐々に視野が広がり、似たような価値観の人に出逢うことで嘆きは随分とマシになったような気がする。うーん。というより、そういう人を探す努力と行動をしたかな。世界は広いし、探せば案外いるもの。その辺りは徹底的に調べよう。

私は昔から少数派(ゲテモノ)だったので、同世代と話すより大人と話す方がずっと楽しかったんです。大人になった今もそんな感じ。心根はずっと変わらないんだけど、見てくれだけでも大人になった方がまともに対話してもらえるから、今の方が気は楽です。

きっとそんな子どももいるだろうなという思いから、私はあまり子どもを子どもとして扱わないようにしています。下手に子ども扱いするより、純粋に一人の人間として接する方が、私はまともだと思う。"子ども=幼稚"ではないから。そのような思考をしてしまう大人の方が余程、稚拙なんじゃないかな。

付随して対人関係のノウハウみたいなことになりますが、例えば相手がどんなにすごい人でも、一個人として接するようにした方がいいですよ。こちらから変に壁を作ると、相手に孤独を与えるだけです。目立つ人ほど、実は寂しかったりする。光の裏には陰があるものです。

そして世の中にはその寂しさに漬け込む人がちゃんといて、人間不信スパイラルみたいなこともあるあるですね。例えば芸能人が洗脳されてしまったり、薬物に走ってしまったり…とかが分かりやすいかな。

まあ、この構図は案外その辺に転がってます。

恋愛もそうですね。相手が失恋して弱っているときに告白すると勝率が上がるってなやつです。しょーもな。って感じですけどw

そういうの、私にはよく分からないですね。それで通用するという思考が浅はかで穢らわしいから。無理of無理。笑

…みたいなことを言っていると、変な人が寄ってこなくなるので女子はきちんと口に出した方が良いと思います。ケダモノは願い下げで。

私と同族の少数派(ゲテモノ)は出逢うと電流が走るので今後も見つけられたらいいなぁ。現実世界の『ポケモンGO』も案外楽しいものです。

ただ、人間世界はファンタジーではないので、人の心がなかったり、物事を多面的に捉えられなかったりするバケモノも紛れているのが現実。否、お前の方こそバケモノだ、という人もいるかもしれないですねwあながち間違っていないので否定はしませんが。

なんていうか、ちゃんとスクリーニング(ふるい分け)できるようになった方がいいです。特に女子。審美眼を養うには真っ当な思考ができるようになることかなぁと。

真っ当な思考とは

・疑う力

・俯瞰的思考

・論理的思考力

・抽象⇄具体思考

・多面的思考力

・逆張り思考

などでしょうか。いろいろありますね。

時たま「そんなに考えて疲れませんか?」みたいなことを言われることがありますけど、ええ、とっても疲れます。苦笑

疲れるけど、きちんと考えないと気の利く人間にはなれないですし、変な男(女)や投資に騙されてしまうこともある。だから決して頭を使うことから逃げてはいけないのです。

思考法については、これじゃあなんかよー分からんって方向けにも、今後具体的に発信に織り交ぜていきますね。

このように頭を使うのも大事ですが、一方で、経験しないと分からないこともあるよね。とも思います。現実問題、傷付かないと学べないことってたくさんある。

例えば女子の恋愛相談あるあるですが、明らかにヤバい男と付き合っていて「その男絶対やめた方がいいよ」と言っても、99%はやめない。現に、私もそんな経験があります。結局、好きになった方が負けなんじゃないかなーなんて。だからこそ、本人がボロボロに傷付くまで見守るのが愛なのかな?と今では思うし、もし相談されたら男性側の本音を代弁した上で「執着しきってみな」って言います。大体、恋愛すると偏差値3くらいになるのが人間のデフォなので、傷付くことではじめて洗脳が解ける。これはもう、仕方のないことなのかもしれません。

私は6年間女子校でぬくぬくと育ってきてしまったからこそ分かるのですが、人間、傷付かないで生きていくなど無理があるのです。

そういった意味で私は夜職というものを経験して本当に良かったです。いや、良かったと思わないとやってられん。が正しいかもしれない。笑

夜の現場は、基本的に動物としてのヒトの巣窟です。金・酒・性。私はそこでヒトや世の中の恐ろしさ(稀に優しさ)を知りました。おかげさまで心身共にボロボロになりましたが…。夜やったことのある人はきっと分かってくれる部分があるんじゃないかな。本当、いろいろあるよね。もう、胸もお腹もいっぱいすぎて、、

私は当時同業の人間とは一切つるまないようにしていましたが、引退したあと、ひょんなことから夜職歴の長い方に出逢いまして、体験したことをお話させてもらったら「本当によく乗り越えたね」と言っていただけました。その時ばかりはさすがに救われる思いでしたね、、うん。

過去という後ろ戸が開きっぱなしになっているのは本当に辛いものです。だからこそ要石の存在は必要不可欠で、私もそういう人で在りたい。

温室育ちの私だったからこそ、夜職で培ったカサブタは少なからず今の武器になっていると思います。女子校で異性に免疫がなかったですが、相当男性慣れしましたし、傷つくことも覚えたので、血肉にはなっていますね。

※夜職について。特段誇る経験ではないという自覚があるので公表するつもりはなかったのですが、これを語らずして私の人生と現実を見せることはできないがゆえ、あえて語っておりますことご了承ください。

そもそもそのような仕事が好き、とか、都合でどうしても、というのなら私は否定するつもりは一切ないですし理解します。ですが、気楽に始めるものではないと思っているので決して推奨はしません。即金性があるので、沼るんですよね。期限と目標を決めてスパっと辞めない限りは、いくつになってもなかなか上がれない…というのが実情です。

このように東京で酸いも甘いも噛み分けた私が偉そうに助言をするならば、イケメン(美女)ホイホイやら金持ちホイホイになってしまったら高確率で痛い目見るよってことですね。あとは、承認欲求が高すぎるのも危険。あなたの承認欲求を満たすのに、良くも悪くも世の中にはいろんな仕掛けがなされています。チヤホヤされて図に乗ってはいませんか?たしかに、喜ぶのもある意味で礼儀ですが、足元をすくわれたら終わりです。必ず罠を仕掛ける人というのはいて、いつか必ず痛い目を見る。だから、褒め言葉は基本真に受けないこと。特に、男性の「カワイイ」「タイプ」「〇〇に似てる」なんて、朝飯前。そんな短絡的な言葉に、うつつを抜かしている場合ではないのです。

物事や人に興味を持つことは素晴らしいことです。ただ、分かりやすいものに簡単に靡(なび)かない強さを持って欲しい。希少価値の低い言動は自らの品格を下げかねませんし、時に相手への失礼にもあたります。

東大生に「天才ですね」

お金持ちに「そんなお金稼いでてすごいです」

美人に「めっちゃ美人ですね」

なんて言うのは基本NGですよ。

なぜNGか分かりますか?分からないとしたら、これは思考力のなさが原因です。でも大丈夫。鍛えれば良いだけなので。

希少価値が低いというのは、ありふれているということ。自ら、安く成り下がらない言動・立ち居振る舞いをしましょう。

同調圧力にも負けないこと。

人間界を生きる上で「めんどくせーな、なんだこいつ?あることないこと言いふらして、いつまでガキやってんだ?」みたいなことは、一定数ある。子どもの世界でも大人の世界でも。そういうのと無理して関わる必要はない。心が壊れる前に、離れよう。だってそんなやつら、自分の人生に必要ないじゃん。タイトルの「群れて苦しむなら孤立が至高」とはそういうことです。今どんなに苦しくても「自分と気の合う人が世界のどこかに絶対にいるんだ」と信じて生き抜いて欲しいですね。とはいえ私も、なんやかんやその辺りに関してはずっと苦しかった。「きっとどこかにいる」っておまじないレベルに信じて生きて探しました。諦めなければ、ちゃんと出逢える。マジでこれ。

己の信じた美学があるのなら、それを押し殺す必要はないのです。

自分が大事にしている価値観を捻じ曲げたり他人に差し出したりしたら、人として終わっちゃうよ。でも、結構な確率でそれを手放したり、金銭や名誉のために魂売っちゃったりするんですよね。ああ、なんてもったいない、、人がそうして穢れていくのを見るのはなんとも心苦しい。私はその度に人から離れました。

私、昔から理解できなかったんです。リーダーっぽい人間に、媚びへつらって金魚の糞のようについて行ったり、太鼓持ちしたりする連中っていうのが。それが子どもどころか教師同士や親同士でもあるんですから。綺麗事ばっかり子どもに言っておいて、本当コイツらしょーもな。って幼心にずっと思っていました。幼少期に抱えていたちょっとした疑問や違和感は、大人に近付くにつれ肥大化していきました。だからこそ、私は絶対そういう大人にならないって決めていたんですよね。でも実際問題そんな大人はたくさんいて、私は彼らと出逢う度、距離を置くようにしてきました。迎合して他者と関わるほど、私は自分の心を無碍(むげ)にしたくありませんでした。このように自分を貫いていると、どんどん孤立していきます。それでもそれが私の生きやすい道だった。もちろん私も完璧な人間ではないので、道中で幾度も間違いを犯してきましたが。

私のような少数派(ゲテモノ)としての考え方として、まず自分が他人に理解されないのはある意味で当然だということを把握すること。理解されないのは寂しいですが、生まれや育ち、考え方・価値観、境遇の異なる他人に理解を求めること自体、よくよく考えてみれば図々しいのかもしれません。

逆に、自分が容易く他人に理解されるような人間なのだとしたら、それはいかに平々凡々街道を歩んでいるかの表れであるし、己の美学を貫き通していなかったり、人としての経験や深みが欠落していたりすることと同義であると私は考えています。それではあまりに色気がないんじゃないでしょうか。

あ、ちなみに、色気とエロって全然違いますからね。女の、露出していれば良いんでしょみたいな短絡的な考えは実にはしたないです。そしてそれに飛びつく男も男だなぁと。…まあ、本能には抗えないかw

エロや外見で戦うのも時には必要です。武器になる人はどんどん使った方がいい。でもいつかそれだけでは戦えない日がやってくる。特に女性には苦い現実ですが、外見にいくらお金をかけてもエイジングと遺伝子に限界はある。受け入れ難いけど、そういうもんです。だからこそ、脳と心を磨かないと。

↑これはいつまでも続かない。

私のような少数派(ゲテモノ)は、他者に迎合するか、唯一無二を求めるかしか方法がありませんが、私は後者を選びました。いや、選ばざるを得ませんでした。私は自分を押し殺さず、生きてみたかったのです。周囲になかなか理解されない人間というのは、人の気持ちが手に取って分かるなど、直感力・共感力が高いことが多い。ここまで読んでくれた異常性の高いあなた、いかがでしょう?もしそうなら、いいものを持っていると思います。もちろん、そうでないからと落胆する必要はありません。

もしあなたに理解者がいないというのなら、それは希少性の権化です。孤立というのは誇るべき才能。嘆けば孤独、誇れば孤高。

例えば、ハイブランドの奇抜なデザインは、一般的にはなかなか理解されないですね。そうだなぁ、こんなのとか。

語彙力皆無で表現すると「ヤバい」ですね。

しかし、富裕層には刺さるのです。それはいかに富裕層が「普通」に飽きているかの表れ。これを見て「ヤバい」とはどういうことなのかをきちんと言語化してみますね。「いやいや、こんなの誰が着るねん。キモ」という意味での「ヤバい」ではなく、「こんなの見たことねーわおもしれー」という意味です。このようなものは服というより芸術作品としての役目ですね。言ってしまえば服としては異常です。それが彼らの知的好奇心を刺激する。芸術家にパトロン(経済的な支援者)がいるのは、富裕層が彼らの異常性に惹かれているからなのです。例えば、ゴッホなんて異常中の異常です。彼は、自分の耳を切り落としています。

これは最たる例という感じでだいぶ偏っていますが、見方によっては異常=魅力とも言うことができます。

精神医学が発展して、いわゆるADHDだのHSPだのいろいろありますが、こういった異常性は能力とも言うことができるので、まずは簡単に向精神薬やら睡眠薬やら飲まないで欲しいですね。私もかつて飲んでいましたが、本当に本当に、身も心もおかしくなりますよ。

 

うつの対処法についてはプロの手を借りつつ私の人体で実験しています。もうちょっと時間をください。

なんか自分は周りとはちょっと違う・ズレを感じる…という人は、めげずにそれを貫き通して欲しいですね。それであってます。

思考力を鍛えましょう。動画ばかり見ていないで、まともに文章を読めるようになりましょう。自分の頭で考えましょう。分からないときは素直に質問をしましょう。時にはお金を払いましょう。頭を使うのは本当に疲れるけど、決して考えることは無駄になりません。

きっと必ず報われる日が来るので、考えることを辞めないで欲しいですね。

もう十分考えてるよ、という人は行動の方にフォーカスするといいのかな。

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